能登の海のこと。
能登沖で獲れる魚はなぜ美味しいのか?
能登の魚が美味しい理由は、海の環境そのものにあります。
能登半島沖は、南からの暖かい対馬暖流と北からの冷たいリマン寒流の影響を受ける特殊な海域で、「巨大海流の交差点」です。沖では豊かなプランクトンを生み、魚たちの餌場となる条件が整っています。さらに外洋の栄養塩と内湾のミネラルが循環する七尾湾や九十九湾をはじめとする能登の沿岸は、多様な生命を育むとともに、急激に深くなる地形と複雑な潮の流れのため、集まった魚は常に泳ぎ続けることを強いられ身が引き締まります。加えて、比較的低く安定した水温は、魚の「脂の質」を良好に保ち、DHAやEPAといった旨味や栄養につながる成分を蓄えやすくします。
能登の海は、科学的にも魚が美味しくなる条件がそろった、日本でも屈指の海域なのです。


かみこ鮮魚について。
安心して食べられる目利きと加工が自慢です
能登半島・宇出津で半世紀、地域の海とともに歩んできた鮮魚店。宇出津港の水揚げを中心に、店主が目利きで選んだ旬の魚を、必要な加工・正直な情報とともにお届けしています。子どもが安心して食べられる骨抜き、真空加工、用途ラベルなど、家庭での調理を想像した丁寧な対応が特徴。“嘘のない商売、妥協なき目利き”を軸に、これからも能登の海を正直に届けます。

よくある質問
Q1. かみこ鮮魚はどんな店ですか? 能登半島東海岸の中ほどにある宇出津(うしつ)という町で、約50年続く鮮魚店です。 宇出津港から水揚げされる魚介類を「その日いちばん美味しいもの」だけを見極めて仕入れ、 家族構成や予算に合わせた詰め合わせなどを、全国へ発送しています。 我々の商いでもっとも大切にしているのは、 「嘘をつかない」 ということです。 オススメのものは本当におすすめしますし、逆にご要望があってもいい魚が入らないときは 「今日はこれはやめておきましょう」ということも正直にお伝えしています。 また長年やってますので、お客様の声だけで誰か何が欲しいか分かることも多いです。 また市場で買い付ける際は、お客様の顔が浮かびます。 「この魚はあの方が喜ぶだろうな」 「そろそろ好きな魚の時期だな」などと思いながら選んでいます。 我々は、お客様との信頼関係をもっとも大切にして、商いを行っています。 Q2. どのように魚を選んでいるのですか? 市場と店がとても近いので、鮮度のロスがほぼありません。 早朝に水揚げしてすぐ、もっとも新鮮な状態で発送・販売が可能です。 能登は季節で魚種も味も大きく変わる土地です。 冬は寒ブリやタラ、夏はサザエやアワビなど、バラエティ感あふれるラインナップで1年中楽しめます。 <旬のラインナップ:リンク> また白身の魚などは、季節ごとに脂の乗り方も大きく変わります。 「1年を通してさまざまな魚たちの旬が移ろっていくおもしろさ」 を、ぜひ全国のみなさんにお伝えしたいと思っています。 Q3. 加工や梱包で心がけていることは? たとえば、 ・子ども向けに骨抜き ・ブリなどはブロックごとに小分けして真空梱包 ・「塩焼き向き」「煮付け向き」を示すラベル など、家庭でお召し上がりになる場面や、料理する場面を想定した加工や梱包を行っています。 必要であれば切り身にしてすぐに食べられる状態でも梱包可能ですが、刺身は色変わりのリスクも正直に説明しています。 カサゴでも、「孫に食べさせたい」というご要望でしたら、中骨まで可能な限り抜きます。 手間はかかるけど、お客様が感じる喜びや食べやすさのためには、妥協しません。 Q4. どうやって注文すればいいですか? 当店の販売方法は、ボタンを押してすぐに届く、というよくある通常の通販サイトとは異なる点があります。 まず注文フォーム<リンク>やインスタのDM、電話<リンク>で「人数・予算・食べたいもの」を聞かせてもらいます。 自然の物なので、希望日に発送できない場合もあります。その時はキャンセルでも大丈夫です。 無理に発送せず、いいものだけをお送りしたいと考えています。 つまり注文しても、市場にいいものが入らなければ 手に入らないことがあったり、電話での会話を経て違う商品を選びなおすこともあります。 また「おまかせ」でご注文いただく方も多く、1年に12〜15回頼んでくださる常連のお客様もいらっしゃいます。 逆に、思わぬいいものが市場に入ったりもします。 「今日はいいマダイが入ったので入れておきますね」 「そろそろトビウオの季節ですよ」 など、季節の移ろいや自然の恵みを、お客様と一緒に楽しめればと考えています。 Q5. 海の変化や震災での影響はありましたか? 海の環境は毎年変わっています。海水温が高い時期が長くなって海藻が減ったり、 サザエの収穫量が心配されたり。 それでも1年もすれば復活することもあります。人間が思う以上に、自然は力強いです。 人間はその時々で、自然の変化に適応していくしかありません。 自然の声を、鮮魚販売をとおして、皆さんに知っていただくことも私たちの使命だと感じています。 先の震災では店の床に亀裂が入り、寒くて眠れない夜もありましたが、 店を閉じる選択肢はありませんでした。魚屋を続けてお客様に 能登の美味しい魚をご提供することこそが、自分にできる復興だと思っています。
